高品質な高麗人参の見極めガイド
高麗人参は、性別や年齢を問わずに活躍してくれるスーパーフードです。
漢方の世界でも古くから「上薬」として扱われてきました。
(上薬とは、漢方において安全性が高く身体への負担が少ない優れた素材のこと)
健康維持や美容に役立つだけでなく、その他の様々な目的にパワーを発揮してくれます。
しかし、そんな高麗人参パワーを実感する為にはちょっとしたコツが…。
それが「高品質なサプリメントを選ぶ」ということ。
低品質な素材を使った粗悪品では、なかなか満足のいく結果が期待できないのです。
そこで、このページでは「高品質な高麗人参」の見分け方を分かりやすくまとめてみました。
紅蔘を選ぶこと!
高麗人参が市場に出回る際は、必ず以下の3つの内のいずれかの加工が施されています。
①水蔘
生の高麗人参の根のこと。
特に加工はされていません。
②白蔘
白蔘には、一般的に4年根が使用されます。
根の部分を加工したもので「皮を剥いて干す」という工程を経たものを指しています。
③紅蔘
紅蔘には、一般的に6年根が使用されます。
皮を剥かずに煮てから干したものを指しています。
この3つの内、最高級と考えられているのが紅蔘です。
有用成分であるジンセノサイドを最も豊富に含有していることが、最高級と言われる理由。
ジンセノサイドが豊富なので、どんな目的に活用する場合にも、優れたパワーを発揮してくれるのです。
サプリメントを選ぶときは、原材料に紅蔘を使用している製品を選びましょう。
6年根を選ぶこと!
栽培される高麗人参は、一般的に1~6年間にわたって畑で育てられています。
栽培年数を重ねるにつれて土地の養分を吸い上げて栄養価を蓄えていくのが特徴で、栽培年数が長いだけ有用成分ジンセノサイドも豊富に含まれていると考えられます。
その為、最大栽培年数である「6年」にわたって育てられた人参=6年根が最も優秀な素材と言えるのです。
※高麗人参の栽培は非常に難しい為、6年根は非常に稀少な存在。
その為、高級品として扱われています。
高級品ではありますが、やはり、6年根のジンセノサイド含有量は非常に豊富です。
健康パワーの実感を考えればコストパフォーマンスは優秀と言えるでしょう。
サプリメントを選ぶときは、原材料に6年根を使用している製品を選びましょう。
産地も確認しよう!
高麗人参は、オタネニンジンや朝鮮人参とも呼ばれ、アジア圏の各地で栽培が行われています。
しかし、土地との相性によって含有される栄養価や有用成分の種類・量が左右されるので、実は「産地」によって品質が大きく左右されるのです。
有用成分であるジンセノサイドの種類も産地によって大きく異なります。
日本産の高麗人参の場合、一般的にジンセノサイドの種類は8~10種程度と言われていますが、本場である韓国で育った高麗人参に含まれるジンセノサイドの種類は30種以上にも及ぶと言われているのです。
「国産の方が安全性が高いような気がする」
「国産の方が高品質だろう…」
と考える方は多いかと思いますが、高麗人参に関しては国産を選ぶのは避けた方が良いでしょう。
パワー実感の為には、本場韓国産の素材を使用したサプリメントを選ぶのがポイントです。